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コトバはいらない。この鍵を見てくれぃ! 胸にグッとくるものはないかい? ボクはビビビィッ〜と来たよ来たよ。 どうよこの鍵。 いいでしょいいでしょ! コトバはいらないといっておきながら以下ツラツラと語ってしまいますがお許しを。 このHONDAの鍵は、実は我が愛車デスモくんの鍵なのだ。 もちろん、デスモくんは由緒正しきイタリア〜ン生まれ。決して日本生まれのHONDAなんかじゃございませぬ。 これは過去にオーストラリアのどこかで、臓器移植を受けられた名残りかもしれませんね。 臓器移植といえば、人間の臓器移植する時に、脳死の人間に麻酔を打つんだってね。 脳死といっても、メスを入れるときには、体が痛みに反応するそうだよ。 心拍数も上がるんだってさ。 それじゃあ手術をするほうの人間がまいってしまうというんで、脳死の体に麻酔うつそうだよ。 そんなことを本で読んだ事があるんだけど事実か?(知っている人いたら情報希望) それって直感的には、やっぱ生きてるじゃん!と思ってしまうのはボクだけでしょうか? 脳死は不可逆的に蘇生できない状態でしょうが、それすらも科学の進歩の上では怪しい議論だと思う。 『死はなだらかなことである』と言っている人がいるんだけど、なかなか面白い考え方でした。 いろいろ考えると脳死の問題も一筋縄ではいかないものですね。 死について書きたいことは沢山あるので、それはまたの機会に。 話がそれてしまったが、移植といっても、ライト周りが純正からルーカス製に変更されていたのです。 そして、そのライトにメインキーが付いているのです。 デスモくんは、右側に転倒の痕があることから、その時にでも交換したのかな? それとも、オリジナルの鍵がついてこなかったことを考えると、生後30年の間にオーナーの誰かが鍵を無くしてしまったのか? どういう経緯にしろ、なぜHONDAの鍵なのかというコトは、この鍵の歴史におけるもっとも末端のボクには知る由もありません。 歴史が刻まれたHONDAの鍵が、デスモくんとともにボクに引き継がれたという事実だけがそこにあるのです。 前にも書きましたが、デスモくん振動が本当に酷いんです。 何しろ、新しいナンバーを付けたその日に、ナンバーが振動で割れました。 そんなデスモくんの振動を長年受けた鍵は、やせ衰え、メッキは剥がれ地の真鍮が剥き出しになってます。 もはや、かろうじてその機能を果たしているといった有様です。 そして、その鍵には何やら文字らしきものが彫り込まれている。ルーターか何かで彫り込まれたその文字から察すると、ボクも不器用だが、こりゃあ彫った彼もなかなかのものですよ。 そもそも、DUCATIのバイクの鍵をなくしたからといって、HONDAの鍵を使ってしまおうという発想しだいアバウトなヤツだ。 (オーストラリア人は、そんなものなのかな。共感をおぼえるぞ) 鍵は酷使され続けた風体と相まって、もはや魂の叫びを発しています。 まっさらな汚れなき新品もいいけど、歴史が内面から滲み出るモノってたまらんねぇ〜。 長く生きた動植物が神性をおびたり、物の怪になったりするという伝承や神話などなどがあるのもわかるよ。 だって、そう感じるもんね。 その反面こんな風にも思うんだよね。 ある物体から何かを感じとるということを冷静に考えてみると、人間がなんらかのイメージと勝手にダブらせて感じる訳であって モノは、ただそこに存在し続けているだけで、人がどう思おうとそんなことしっちゃあいない。 そう考えると、魅力的なコトとは、本当にモノに内在していることなのか? (内在しているからこそ、人が感じ取れるのか?) それとも、魅力的に感じるヒトの頭?心?に内在していることなのか? (全ては人が生み出した幻なのか?) こんなこと考えると、ちょっと哲学っぽい? 結局ボクは、その両方にあるんじゃないかと思ったよ。 ヒトの頭や心ですら、宇宙の中のパターンにすぎないんじゃないかと……… まあ、そんなとめどもない話は、これもまたいつの日にか書いてみようかと思います。 とにかく、ボクの目には魅力的に映るんだよな〜この鍵。 鍵を買ったらバイクが付いてきたと思えるくらいさ。 名前でも彫り込んで、この鍵の歴史に参加しようかな。 この鍵をなくさないようにしなくちゃね。
by longladder
| 2004-12-20 22:01
| バイク
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