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それらは物語の前の物語。
その物語を語ってしまったら、物語の一部に飲み込まれてしまう。 だから、ここはグッと我慢して語る訳にはいかぬ。 住んでいる市からの依頼で和紙の展覧会に出品した。その時のキャプションに上のような文を入れようとしたら妻から「ふざけすぎなんじゃないか」と、たしなめられた。 いや、まったくもってふざけてなんかないのだが・・・そういわれるとそうかなぁ〜思ってしまう意志薄弱児なので作品の説明は差し替えた。 それはそうと、今回は和紙の展覧会ということなので和紙を使わなければならぬ。 担当の方から「紙を少しでも使ってればなんでもいいから好きなようにやって下さい」となんとも大らかなお墨付きをいただいたので本当に好きなようにやらせて頂くとしよう。 紙、紙ねぇ〜。紙といやぁ〜本じゃないっすか。 本には以前から並々ならぬ興味がある。 どうせなら本の作品を作ってみようと思い、思い立ったらいつものごとく即行動。 和紙やら洋紙やら自分が撮った写真やらを引っ張り出し制作に没頭。 本当、一生懸命制作に励んだものさ。なんてったって本は厚くないと格好悪いじゃないですか。ペラペラの本じゃあ様にならぬ。厚くするためにゃあページ数を増やすしかない。 今回は白紙を入れるとかのチョンボ?はなしの全ページがんばると自分で決めた。 それを閉じて展示。 がんばった結果、なんとか2冊出来上がった。ふぅ〜、がんばったよ。 しかし、本だけあって閉じてしまうとなんともかんともヴォリュームがない。 濃密な中身があっても、やはり閉じてしまうとヴォリュームがない。 閉じられた濃密。まさにコンセプト通り!エクセレント!! さあさあ、あとは展示だけ・・・ ふと我が作品を引いた目線で観ると、なんともかんともショボイ。 うう、この本2冊だけをチンと展示する勇気がないぞ。 このとき、既に会期まで2週間を切っていた。 こ・これはヤバイんじゃないか?少々焦り始める。 時を同じくして、大工から電話があった。急遽サンルームを作ることとなったのである。 しかも、この週を逃したら工期は6月までお預けかもという話し。 作品、だ・大丈夫なのか?と思いつつもサンルームの施行を断るわけにゃあいかないじゃないですか。 さてさて、本だけではどうにもならぬ気配を本能で察し、なんとかせにゃいかんぜよと悩む。悩むと書いたが言葉のアヤな訳で、全然悩んでなんかいないんだろう。 どうせなら前々からやりたかったことをやろうじゃないかいなという結論に、またまた直ぐに至る。外に薪となる運命の太いモミジがある。そう、その木をいつの日か斧で削ってみようと目論んでいたのさ。 チャンス到来、削って削って削り倒すぞ! いきなり斧で削るには骨が折れすぎるので(軟弱者)チェーンソーで大まかな形に切り落とし斧でガンガン削る。そうイメージ的にはガシガシガンガン削れる予定だった・・・ しかし、イメージ通りいかないのは世の常ってもの。木が堅いからか刃の角度の問題か、はてはズブな素人の勘違いからか思っていた以上に削れない。これは難儀しそうだ。本当に大丈夫なのか? いろいろ試した結果、カンナでひたすら削って行くのがよさそうだという結論に・・・本当にそれが正解だったかは未だ不明ですが。 とにかく一日5時間ほどを4〜5日ほど続けた。 その合間にサンルームの施行がバッチリ重なったので、疲労はピークに・・・ あっという間に3キロ近く痩せてしまった。(現在はほぼ戻ったかな) その上、左手が腱鞘炎?になったのか激しい痛みを感じる。物が掴めない、車のギヤやサイドブレーキを操作するにも、ウグッと声が漏れてしまう。2〜3日非常に痛く湿布をはったりしたが、なかなか治る気配がない。 いよいよ病院いきかと感じた頃、無性に肉を食べたくなりスーパーで3割引きとなったステーキを買った。(ところで、いつの頃からかビフテキっていわなくなったよね) その肉をたらふく食べて寝たら・・・あらららら、左手がすっかり完治したじゃあありませんか。人間の体ってのは、やはり食べ物からなってるのねん。偶然かもしれないけど、あまりの単純差?(または複雑差)にビックリ仰天。肉のタンパク質?アミノ酸?が効いたのか?そもそも、そんなことってあるのかいな? 一時、我が家はマクロビオテックにハマっていて、準菜食(完全ではない)で、極力肉を口にしなかった時期があったんだけど、肉も肉なりにいいんじゃないかと思う今日この頃。(肉も美味しいしね) そうそう話は彫刻の方に戻るが、重くて大きな木の塊に体当たりで挑み全身全霊で格闘した。その結果、削りカスは増加の一途、木は反比例してドンドン小さくなった。 削り倒すことが目的だったので、その意味では勝利は我が手に! しかし、削り倒した木は、これまたなんともヴォリュームがない。(そのくせクソ重い) 本といい彫刻といい労力の割には、なんともショボイぞ。 一人空回りなのか?果たして作品はどうなる? 全容は次回。
by longladder
| 2006-02-26 00:18
| アート?
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