犬や子供は、なぜかよく走る。
走るための理由などいらぬ。
近所のとある草原。
夕方になると人影もまったくなく、見渡す限りの広大な空間がプライベート草原状態。
多分、ジャム(犬)は、産まれて初めて見る広大な草原。
君たち、心行くまで走りなさいなと子供達と犬を野に放す。
キャッキャッと走り回る子供達。
つられて犬も走る走る走る。
矢のように一直線に走ったかと思うと、大きな弧をかいて四輪ドリフト状態。
急な方向転換では、ドリフト状態からグリップをなくして、横に吹っ飛ぶ。
横に吹っ飛びながらもクルクルと回転をして素早く起き上がり走る走る。
ホレボレする走りっぷり。
ジャムは雑種なのだが、片親は俊足を誇るハウンド系、やっぱ血なのかねぇ〜。
あれだけ走れたらさぞや面白かろう楽しかろう。
散々走り回って、犬も子供達も大満足。
ただしかし、この時期の草原と言えばあれですよあれ。
案の定、2日後くらいに、血を吸って丸々と太った例のヤツを発見。