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実はしばらく前から気付いていたんだけど、寒さにかまけて見て見ぬ振りを決め込んでいた。見ても見なくとも、シミは広がる一方。 ただ、最近はあまり広がってないような気がする・・・(妄想?) もちろん自然治癒したわけじゃなく、漏れる液体がなくなったってことだろ〜ねぇ。 どうにかしなくちゃと思いながら春を迎えたのであった。 にしても、この液体はいずこから来たりて?その正体は如何に? まずは、現場検証です。 この液体、色は半透明の赤、部分的にジェル化?液体を指で触るとヌルヌルと粘度高し。 臭いはガソリンの刺激臭ではない。 味は・・・って、舐めるわけないでしょ。 てなことから推測すると、まず疑うはミッションオイルか? いやいや、ガソリン成分が揮発してしまったのかもしれぬぞと一人推理。 その液体からの情報だけでは、正直正体がつかめぬ。 となれば、漏れた場所を特定するまでだ。何しろ事件は現場で起きてるのだ。 エンジンの下回りをマジマジと覗き込む・・・む!き•汚い。 汚れてはいるが、この汚れは日常の汚れである。 ということは、やはりガソリンか? シートを跳ね上げ、工具ボックスをはずしてガランドウの内部を覗き込むと、燃料タンクとキャブが目に入る。この空間の底に液体が溜まった痕を発見。 それが水抜きの穴から漏れていたという次第。 明らかにこの密室の空間のどこかに犯人はいるのです。 まずは第一容疑者の燃料タンク・・・漏れ見付からず白。 第二容疑者の燃料チューブ・・・硬化してるが漏れ見付からず白。 第三容疑者のキャブを凝視・・・お前、小さくて可愛い奴だなぁ〜。 (ってそんなことを言ってる場合じゃない) 犯人は絶対この中にいる筈なのだ。事件は迷宮入りか?との様相を見せて来た時である。 お!フィルターの入り口にキラリと光る液体が見えるぞな。 糸口を見付けたなり、フフフフフ、完全犯罪なぞありえないのだよ。 でも、なぜフィルターからガソリン逆流? 動機、いや仕組みがわからん。 も•もしや、キャブのオーバーフローでフィルターにまで吹き返したのか? しかし、こんなに大量に?? ん、記憶のバックフラッシュ! 燃料コックをオフにしないで、ベスパを冬眠させた自分が見える。 燃料コックに目を移すと、リザーブを示した燃料コックが、あの日のままの姿で存在してる。これが原因か? だとしたら犯人は、俺っ??? なんにせよ、フィルターを外してみよう。 フィルターはただのM8のボルト2本でとまってるだけなんだけど、狭くて作業性がとても悪し。ここに限らず、ベスパくんちょっとしたことが、ちょっとしたことじゃないかったりする。ベスパくんは機構的にはとてもシンプルで合理的なのだが、整備に関しては、ちょいと手をやく。そんなところが「ちょっと手がかかる愛する我が子」的な可愛さに通ずるのかもなぁ。 てなことを思いながら、なんとかフィルターを外すと、案の定ガソリンでビショビショ。 でも、金網状のフィルター内部は思っていたよりずっとキレイです。 (ガソリンで洗い直されただけだったりして) ところで、エンジンはかかるのかいな? 数ヶ月ぶりにキック。 カシャッ、カシャッ、ボロ・・・ カシャッ、カシャッ、ボロ・・・カシャッ、カシャッ、カシャッ、ボロン・・・ てな具合で、かかりそうでかからない。 しかし、デスモと違いキックが軽いので100回キックだって全然苦になりません。 しつこくキックしてると・・・「ポロロロロロン」 かかりました。 しかし、全然やるきのない音です。 アクセルの微妙な開度を調整し続けないと息絶えそうなエンジン。 フケ上がりも今一、いや今四くらい。 やっとこさエンジンが動いてるってな感じで、こりゃあ走れそうにない。 どうしちゃったのさベスパくん。 アクセルを煽ってみると、ブババババッとチャンバーが凄い量の液体を吐き出す。 さぞやチャンバーの中にはガソリンが溜まっていたのだろうね。 全ての液体を吐き出させエンジンストップ。 こんな状態でよくもエンジンがかかったもんだなぁ〜と変なところで感心。 フィルターを掃除し取り付け、再度キック。 今度はいとも簡単にエンジン始動、フケもいい。 家の回りを一回り、これなら普通に走れます。 ベスパくんが生き返ったことを確認し、今日はこれにて終了〜、ベスパ小屋に帰還。 で、そもそも漏れは直ったのか?との疑問が湧くでしょうが、どうなんでしょうねぇ〜。 もうちょい様子見です。 ・・・・・・数時間後。 「あ、いけねぇいけねぇ〜、燃料コックをオフにするの忘れてた!」とベスパ小屋に走る人影が目撃された。
by longladder
| 2007-04-10 09:25
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