ワラノヘヤは、節度ある自由な方法で鑑賞して頂きました。
なかなか入らない人、あまり興味をしめさない人もいましたが・・・
ワラノヘヤに一歩足を踏み入れると、藁の不思議な魅力でニコやかな表情になります
子供時代を懐かしむ人。
初めての藁体験を喜ぶ人。
「カメラ、カメラ」とカメラを取りに車に戻る人。
座ったり、寝転んだりと、まこと正しき鑑賞方法を実践する人。
本当に寝てしまった人。
うーむ、なぜ藁なんだ?と疑問に頭を悩ませる人。
怖いと怖じ気づく幼児。
藁にもぐる子供。
走り回り、跳ね回り、部屋中をホコリで真っ白にした子供達。(ちょっとやり過ぎだぞ!)
様々な年代、男女、一人で、カップルと、友人と、家族と・・・
いろいろな人達が、いろいろな楽しみ方、感じ方をしてくれました。
そんな訳で、ワラノヘヤの住人が変ると空間の意味合いも変化します。
ワラノヘヤに入った鑑賞者は、実は本人達の知らぬうちに作品の一部となり、新たな空間を創りだしていたのです。
極めつけの珍客は、オオカミ犬とシェパードくんです。
やはりワラノヘヤには動物でしょ。
犬くん達のお陰で、ググッと格好良い空間が出現しました。