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ここのところ、いや随分と前から、ず〜〜っと気になっていたことがある。 実はXLR250R BAJA(バジャではなくバハと読む)というHONDAのオフロードバイクも所有しているのだが・・・ このバイク、猶に2年ほど動かしていない。 このまま放置していたらいわゆる不動車というモノに成り下がる。 というか、そもそもまだ動くのだろうか?すでに不動車なんではなかろうか? 何しろタイヤは空気が抜け切りヒビだらけ、錆がいたるところから出始め、挙げ句の果てに緑色の苔?まで生え出している始末。 いかん・いかんぞ!このままでは、近い将来本当に自然に還ってしまう。 どうにかしなくては・・・ ちなみに、このXLRは89年か90年製。90年製なんていやあ最新モデルのような気がしていたが、気がつけば15年ほど前のちょっと昔のバイク。はぁ〜 当時、同じ年式のXR250Rという、XLRと兄弟車?のレーサーにも乗っていた。 その頃は、XRでエンデューローに出たり、モトクロゴッコしたり、テントを持っての長距離林道ツーリングなぞに行ったりで、オフロード大好き人間であった。 (オフロードのコトもそのうち書きたいなぁ) この2台、遠めに見た感じはほぼ同じなのだが、よ〜く細部を見るとほとんどの部品が違う。エンジン関係では、カム、バルブ、ピストン、圧縮比、エキパイ、マフラー、キャブ、ミッション、エアクリーナー、ジェネレーターというように、吸気から圧縮、排気にいたる全てが違う。 車体に目を向けると、フレーム、前後のサス、スイングアーム、ブレーキ、チェーンサイズ、リム、タンク、シート、保安部品・・・小さなところでは、レバーや使われているボルトの径、はては車載工具などなど。 乗ってみると、これがまた似て非なるもの。 外見は、そっくりさんなのだが、ここまで替えるかぁ〜本田さんといった感じ。 それにしても、流石レーサーであるXRはメンテナンス性が非常に良かった。キャブのセッティングも外さず出来る。リンクのグリスアップもサスを分解しなくとも出来る。チェーンの張りやタイヤ交換だって楽に出来る。それに引き換え市販車のBAJAは、メンテナンス性が悪い。これはコストダウンとかそう言うんじゃなくて、わざとメンテナンス性を悪くしているようにしか思えない。 車載工具にしてもそうだ。点数はBAJAの方が多いのだが、少ない工具のXRの方がずっと使いやすい。その中でもプラグレンチは最たるもの。いや別にXRのプラグレンチが高級だとかそう言うんじゃなく、実際同じような材質で同じような作りなんだけど、XRのレンチの方が短いんですよ。たったこれだけのコトなんですが、そもそもプラグがオフセットされて付いているので、その長さ故レンチを入れるのに手間取る始末。やっと入ったと思ったら長過ぎるレンチは、タンクやフレーム、オイルクーラーに干渉して回る角度が小さくなかなかプラグが回せない。 シンプルで短いXRのレンチの方がコスト的にも安いと思うんだが・・・ どうやら、メンテナンス性をワザワザ悪くしているとしか思えない節がある。 決してユーザー第一主義ではないわな。これもHONDAの技術力のなせる技か? 「素人なんざぁ〜手を出すな!メンテナンスはバイク屋に持って行け!」ってなメッセージなんでしょな。 そんな不平不満をいってみても、BAJA自体は結構良くできたお気に入りのバイクである訳でして、それならレーサーの良いところを移植してしまえばいいじゃんじゃん。 現役引退をしたXRと、まだまだ旬なBAJAとを融合させたのが5〜6年前。 どちらをベースに選んでもよかったのですが、電装系が強いBAJAをベースにしたほうが作業が楽そうだなと電気に滅法弱い自分は思ったのであった。 何の準備や下調べ等をしないで作業に取りかかるのは、当時も今も同じだ。まぁ、なんとかなるっしょっと、フロントフォークをズボッと抜いて、XRのフォークをあてがうと、ピッタシカンカン(古いね)径が同じなので、ブレーキ、ホイールごとアッセンブリーでなんなく移植。 リヤは、ショックだけ交換しようと思っていたんだけど、現物を合わせるとなんとまあスイングアーム、リンク類が全く違ってショックだけの交換は難儀しそう。 え〜い、こうなったらスイングアーム、ホイール、ブレーキごと移植だいっ! と勢いでスイングアームとショックを外してあてがったら微妙にフレームが違う・・・・ こんな時はスペーサーで辻褄合わせ。オフロードバイクッて、シンプルな造りだからどうにでもなるんです。てな訳で、足回りとブレーキは、まんまXRに。 あとは、エンジンの腰上をXRに交換してしまえば、かなり理想のバイクじゃないか。 あ〜、でも面倒くさいなぁ・・・次回オーバーホール時のお楽しみにとっておこう。 エンジン関係は、キャブ、エアクリーナーボックス、エキパイ、マフラーだけにとどめておきました。 これだけの交換でも、フィーリングはXRに、かなり近くなりましたね。 それでいて、ミッションがワイドですから、フラットダートや舗装路ではXRよりも伸びがあって走りやすい。 オフロードを20代のようにガンガン走ることはないだろうから、フェンダー切って、スクランブラー?またはスーパーバイカーズ風?(今風に言うとモタードっていうのか?)にしよう!そうしよう!てなノリでチョキチョキチョキンと外装を切った。外装を詰めたらシートが間延びして見えるぞ。こりゃあ格好悪い。シートも短くしてしまおう!ノコギリでギコギコ(我ながらアバウトだなぁ〜)貰い物の高級ソファー用?本革で張った。本革ってのは本当に良く伸びる。一枚ものの革をグイグイ引っ張ったらキレイに張れました。ビニールレザーではこうはいかなかったでしょう。 後は、ペンキでペタペタペタとタンクを塗ったり、フレーム塗ったり、絵を描いたりして、ジャンクなバイクの一丁上がり! そんな思い入れのあるBAJAくんは、新参者であるデスモの出現により、ここのところほったらかしの放置プレーという散々な目に遭っている。 いかん、いかんぞな!手遅れにならないうちに救ってやるぞ! BAJAくんを救うことは、すなわちXRくんも救うことであったのだ。 (つづく)
by longladder
| 2005-12-01 22:07
| バイク
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