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そうなんです。なんとベスパが家にやって来た!
ブログのリンクをしているUMAGURUMAさんから譲り受けたのだ。 聞けばガレージを整理する為、泣く泣く可愛がっていたベスパを里子に出さねばならぬらしい。聞くも涙、語るも涙の物語でございます。 存分に可愛がりますから、どうぞご安心くだされ。 わーい、ベスパが来るぞ!ベスパが来るぞ!と喜んでみたものの、実はベスパについてほとんど知識がない。知っていることと言えば、イタリア生まれの金属製モノコックボディのスクーターで操作系がちょと変。スクーターの癖にクラッチやギヤの操作があるらしい。学生時代に乗っていた友人Fが鈍いよ〜とも言ってたなぁ。(彼のベスパは50cc) ちょっと古めの設計なので手がかかる? (これはイメージ)それくらい。 こ・これはいかん。知らなすぎるぞ!ベスパを飼う為の下調べをしなくちゃいかんいかんぞなと本屋に走った。「ベスパ!レストア&メンテナンス」という本を購入。暇があればペラペラとめくってベスパの知識を詰め込む。こういう時の学習能力てのは我ながら凄い。学問で発動されていたら人生が変わっていたかも?? 家に来たベスパくんは、100ccのビンテージというタイプ。生まれは92年。(ん?結構最近じゃん)このタイプは、そもそも30年ほど前に生産が終了していたのだが、人気があり当時日本限定で再生産された物。ピアジオ社では、当時の職人達(すでにおじいさん?)を集めて再生産したそうなのだが・・・ おじいさんが作ったからか、そもそもイタリア製だからなのか、新車でいながら新車じゃなかったらしい。未完成というか、調整が行き届いていなかったり、酷い物は部品が足りないものもあったりしたそうだ。(もちろん本からの受け売りね) まじっすかぁ?これぞ絵に描いたイタリアンて感じ。 それとも「バイクなんざぁ〜自分でメンテして乗りやがれっ!」というイタリア爺さんからの熱いメッセージなのでしょうか? ま、「出来の悪い子程カワイイ」という諺の通り、それらもひっくるめてベスパの魅力だったりするんでしょうねぇ〜。(まだまだ痛い目にあってないから言えるのかな?) まあ、どうやらベスパの構造は至ってシンプルで、メンテナンスは自分でどうにかなりそうな気配。だからこそ長く乗られるんでしょうね。 いやぁ〜、知れば知るほどベスパとは、ユニークで合理的でありながら一癖あり、それでいて愛着が湧くデザインなのだなぁ〜とホレボレする。UMAGURUMAさん本当にありがとうございます。 で、肝心な走りの方はというと・・・ (次回、ベスパ初体験編)
by longladder
| 2006-03-23 00:27
| バイク
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