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アオリたいといっても、車やバイクでノロノロ走っているヤツをアオル下品な行為のアオルではなく写真のお話し。 ちなみにアオリとは、パースやピントの焦点を変化させるテクニック。 テクニックとは言っても、残念ながら修行や根性で、いつの日にかアオリを習得できると言うほど甘くなく、それそうおうの機材が必要不可欠なのです。 通常アオリをするにはテクニカルカメラという大型カメラを使用する。 自分、そんな根性も知識も経済力もないっす。済みませんすっと謝るしかない。 手持ちでお気軽にアオリが出来たら面白そうなんだけどなぁ〜と写真道の風上にもおけぬことを考えている軟弱野郎っす。(手持ちでアオリィ〜〜と馬鹿にされそうですが) そうなると選択肢は、PCレンズ(シフトレンズ)しかないけど・・・ う〜ん、それもそれで値段は高い割には、ちょっと物足りないような気がするなぁ〜。と使ってもないのに贅沢をぬかしてばかり。 そんな訳でアオリたいが、その一歩が踏み出せぬまま負の無限ループに陥ってはや10数年。これは諦めろってことか? そんなある日、偶然Zörk社の「Multi Focus System」というシステムを見付けてしまった。こ・こんなアイテムが世の中にあったとは・・・ 像の鼻のようでなかなか可愛らしい形をしているじゃないかい、気に入ったぞう。 このブツは、35ミリ一眼レフにチィルトアダプターをかませ、引き伸ばし用レンズを使うことによってアオリができるシステムだ。 さらにマウントアダプターを使えば、様々な中判カメラのレンズも使え、更にシフトアダプターを使えばシフトも出来るという拡張性が高い。 まさに願ったり叶ったりの夢のシステム。ほ・欲しい。 しかし、日本では売られていない。 こうなったら直接購入?しかし、あ〜たドイツですよ。 Zörk社のホームページを見てもドイツ語なのでチンプンカンプン。 本当に個人で買えるのか??? もうちょい調べてみると、米国に窓口?があるらしい。 そちらは、もちろんホームページも英語、ドイツ語よりはどうにかなりそうだ。 ビビりながら問い合わせメールをした。(英語にメチャクチャコンプレックスを持っている自分がですよ。こういう原動力って大切なのね)きっと訳が分からぬ英語で送ってしまったんだろうなぁ〜。頭の悪そうな日本人のところへ、果たして返信はくるのか? もしや迷惑メールと思われていやしないか?ドギマギしながら数日間を過ごすのかぁ〜と少々憂鬱。しかし、半日もしないうちに返信があった。 個人輸入はOKだそうだ。 おおおおー!! か・買う買う、買ちゃるぞー!とテンションが上がる。 返答によると「Multi Focus System」は、そもそも店で購入出来る物ではないらしい。 受注生産?でメーカーから直接購入するのが大前提みたいだ。 自分にとって理想的に思えたこのシステムは世界的にも需要が少ないってことか??? それにしても便利な世の中やねぇ〜。 極東島国の、さらに辺境な地にいながら、独国製のマニアック?な製品を米国から買えるなんて・・・10数年前の生活では考えられませんがな。 その後も、こちらは本気で購入したいものですから何度もメールで、しつこく質問したものさ。不思議と英語なんて全然わからないのに、書いてある内容が分かってきちゃうってんだから物欲ってのは凄いやねぇ。 もう完全購入モード突入でしたが、しつこい質問攻めでいろいろと分かって来たことがある。シフト機能を追加すると、FM2だと問題ないのだが、グリップ部が干渉してD1Hには装着出来ぬかもしれない。 これでは、おき楽極楽フィルム代ケチケチ撮影に支障がでるざんす。 ムムッ。 それと、手持ちの大判用レンズ(90ミリ)を使えるかと聞くと、使えるのだが・・・ と今イチ歯切れが悪い。 ムムムムム。 雲行きが少々怪しくなって来た。ここは冷静になって他の選択肢を探すのもありだな。 (既に手持ちでアオリシステムを買う気は満々) すると、似たシステムが見付かった。信光精機の「MACRO VIEW」という製品、もちろんmade in JAPAN。ちなみに扱っている製品もホームページも地味でマジメ?な感じ。 その中で、気になるのは廃盤?になってしまった「MACRO VIEW101」 それはテクニカルカメラの大きさも機能も大幅に削って小さくしたような代物だ。 自分が調べた限りでは、35ミリで手持ちでアオれるシステムは、Zörk社の「Multi Focus System」と信光精機の「MACRO VIEW」だけだった。もちろん35ミリでのアオリシステムは他にもあったのだが、基本的に大型カメラベースで高機能だけど「デカイ、重い、高い」の三重苦。おき楽極楽システムとはほど遠い。そこまで本格的にやるなら、根性据えてテクニカルカメラに行ったほうがいいが、やはりその根性はない。 自分の選択肢は必然的に「Multi Focus System」か「MACRO VIEW」に絞られた。 「MACRO VIEW」は、ワイズクリエイトという店が窓口になっているようだ。 他の店では購入できぬらしい。 というか信光精機=ワイズクリエイト???なんだかZörkと似たり寄ったりだなぁ。 早速問い合わせをすると、受注生産で納期は1〜2ヶ月(これも似たりよったり) ちなみに値段も似たり寄ったり。 中古はでないのかと問い合わせたら、5年間で1個でたという。 「中古が入ったらお知らせしますよ」って・・・いくらなんでも5年も待てません。 それにしても、こういうシステムって、みなさんあまり興味がないのかなぁ? 悩みに悩んだ末、リンホフボードでレンズ遊びができそうなことと、シフト、ライズ/フォールも出来ることから信光精機の「MACRO VIEW 101」という製品に決定!最後までZörkのコンパクトでお手軽な「像の鼻」のようなユニークなシステムにも未練タラタラだったのですが・・・ それにしても、手持ちでバシャバシャと、おき楽にアオリ写真を撮るのは快感です。 蛇腹を引き出せばマクロ撮影も出来るから楽しいのなんの。 (もちろんZörkのシステムでも出来るよん) 確かに本格的なアオリ撮影には物足りないけど、こういうおき楽お手軽システムってのもアリだと思う。皆さんも、お気楽アオリ撮影どう? どなたかZörk社のアオリシステムにチャレンジしてみては?と煽ってみる。
by longladder
| 2006-04-07 01:54
| カメラ
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