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ロープを木と木の間に張り巡らせます。 すると、直ぐに子供達(大人も)が集まってまいりました。 ガンガン描いてくれます。 スプレーコーナーなんぞ並んでます。 出来上がった作品は干します。 じゃんじゃん干します。 本来、干す楽しみも体験してもらう予定でしたが、高い所は危険な上、たっぷり絵の具を含んだ和紙は、ヘロヘロのクシャクシャ、ちと子供には荷が重い、もしものことがあったら大変です。そんな訳で、干しにくい場所、作品についてはスタッフが吊るします。 中には場所を指定する子がいたりして「お主なかなかやるなぁ」なんて思いながら、丹誠込めて干し代理人を務めました。 それにしても、木漏れ日の中、青空に向かって干すという行為は純粋に気持ちよいです。 もしかして、人間の快楽の中でも結構な上位かもしれませんぞ。いや、マジで。 そして、時間の経過とともにハタメク作品が増えて行き、だんだんと見応えもでてきます。 参加者達も、何枚も何枚も、それこそ何枚も描いてくれます。 自分が想像してたよりも、ずっとずっと熱中しています。それに、真剣に描いてる人が多くて驚きです。100枚くらいは自分で描かなきゃならんぞとの気概でいたのですが、ほとんど描いてる時間なんてありませんでした。 終了時刻の前には、目標の250枚達成!用意していた洗濯バサミ500個全て使い切ることができました。 残念ながら、時間とともに曇ってきてしまい、後半は青空の下というわけにはいきませんでしたが、雨が降らなかっただけ良しとしましょう。 参加者の皆様、ありがとうございます。 スタッフとして手伝ってくださりました皆様、本当にご苦労様でした。 終わってしまってからでなんですが、もう一度「洗濯物のような、旗のような」作品について考えてみます。この作品を思いついた経緯は、草原の中にヒラヒラ、パタパタとミドリの物体が大量にたなびいていたら「純粋にキレイじゃん」との瞬間的な思いつき、それにつきます。と、それじゃあ、あまりに軽薄なので、なぜ自分はハタハタとはためくモノに惹かれるか、ちょいと自己分析してみましょう。 以下、自己分析。 人類って(少なくとも自分は)空にパタパタとはためくモノにワクワク感を強く覚えるものです。それは、人間の習性なのか、遺伝的問題なのか、はたまた個人的問題なのかは知りませんが、兎に角ワクワクしてしまいます。 その中でも、僕が気になるパタパタは「旗」と「洗濯物」 「旗」は、旗の元に集う高揚感、興奮、一体感、平和、戦争、独裁、統制、開放・・・ 旗には良くも悪くも個人を超越した力が宿ってるようです。 対する、洗濯物はといいますと、同じく空にパタパタとはためくが、こちらはぐっとささやかで個人的、または家庭的パタパタ。ズボラな自分は、洗濯すること自体は、あまり好きではないが、洗濯物が干されている風景は大好きです。 日だまりの中、家族の洗濯物が風に揺られてる光景を見るとなんともいえぬ幸福感に包まれます。更に小さな子供の洗濯物がユラユラしてる情景なんてたまりませんなぁ。 結局、何がいいたいかと言いますと、どちらもパタパタヒラヒラと、空にはためく布切れにすぎないのですが、そこには個人的な幸福から、国家や体制や何かの仰々しく、うやうやしく、禍々しいものの象徴とか様々。 しかし、全ては洗濯物のようなシンプルな幸福感から始まっていれば間違いないんじゃなかろうか?と我思った次第。(う〜ん、なんだか言葉が足りないような気がするが・・・) こんなことを書いていて思ったのだが、自分の中に洗濯物に対して、ここまで情熱があったなんて驚きです。またいつの日か、ハタハタとハタメク作品を制作したいものです。
by longladder
| 2007-10-11 23:05
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